300万円の配当を貰うのに必要な投資額

こんにちは、はるいです。

旦那さまをアーリーリタイアさせるのにあたり、目標の年間配当収入の設定を300万としました。300万円という数字に明確な根拠がある訳ではないのですが、旦那さんの貰える厚生年金や、積み立てた個人年金保険などの定期収入に併せて、300万円程度の収入が別であれば、老後を2人で生活する分には困らないかなと考えた目標です。

今回は300万円の配当収入をもらうためには、投資元本がいくら必要なの?というおはなしです。

受け取りたい配当金の投資元本の求め方

受け取りたい年間配当金の投資元本の求め方は、

1年間に受け取りたい配当金÷配当利回り

で求めることができます。
たとえばわたしが目指す300万を税引き後配当利回り3%で運用した場合、

300万÷3%(0.03)となります。

その金額、なんと1億円です。
税引き後配当利回り4%で運用した場合は、7500万円必要です。

ちなみに…

年間100万円の配当金をもらうためには、配当利回り3%=約3300万円

年間200万円の配当金をもらうためには、配当利回り3%=約6600万円

年間400万円の配当金をもらうためには、配当利回り3%=約1億3300万円必要!

現在の受領配当額

わたしの場合、現在の1年間の受領配当が約100万円程度です。

約100万円程度の配当なら、投資元本がそれなりにある人で、配当利回りの高い株式などに投資すればそんなに困難ではないと思います。

ただ投資元本が1億必要、という話になってくると一気にハードルが上がってくる気がしますね(笑)

私の場合、年齢の関係で、旦那さんのアーリーリタイアまでの投資期間(目標)があと13年しかとれないので、配当金を全て再投資に回して得られる複利効果も少ないのです。

仮に13年間の投資の複利効果を考慮しても、1億円を達成するには現在の投資元本が6800万円必要になってきます。20年から30年くらいの投資期間を取れれば、かなり難易度は下がると思うのですが、やはり投資期間の短さがネックですね。

つまり、運用利回り3%で300万の配当収入を得るためには、億り人になる必要があるということですね。

億り人になったとしても、資産全額を株式で運用するのはリスキー過ぎるので、ふつうならキャッシュポジションをある程度取って、リスク資産で運用するのは5割程度にするのが堅実かと思います(各人のリスク許容度・年齢にもよるとは思いますが)

配当収入を増やすには

分配金の出る米国ETFを積み立てる投資

たとえばVTIや連続増配株ETF、米国高配当ETF(VYM、HDV、SPYDなど)ですね。リスクは低いですが、ETFですと配当利回りもあまり高くはないので、投資対象としては良いのですが、それ単体だけでは配当収入300万円の達成は難しいかなと考えています。
そう考えると、やはり多少のリスクはとってでも配当利回りが高い個別株への投資が必要になってきます。米国個別株の中でも利回り5%以上の高配当株や、連続増配銘柄を選びリスクをとって投資するか、日本株で配当の出る株やJリートを買っていくか。

投資元本を増やす

最も近道がこれです(笑)単純に投資元本が増えれば、配当株を買うお金が出来ますからね。

ただ、実際これが一番難しいですよね。素人には高いハードルです。わたしの場合短期トレードなど投機はしないので、どうしても長期投資が前提になってきます。

そうすると、普段はインデックス投資などで種銭を増やし、数年に一度は来る暴落のタイミングで、高配当株を買っていくのもいいかなと思っています。(あくまで個人的な意見です)

それにしても、1億円も投資して年300万円の配当金しかもらえないってすごいですよね。
高配当株投資というのは、買うタイミングさえ間違えなければ、受領配当という利益を積み上げていける点で、負けにくい投資ではあると思いますが、種銭が豊富にある定年退職したひとの投資法であって、若いひとたちがやる投資法ではないなあとつくづく思います。
どちらにせよ若いうち、資金がわずかなうちは、種銭づくりに励んで元手を増やす事が第一ですね。元手が増えてから、老後を見据えて高配当株の割合を増やすというのもひとつの選択肢として有りではないかなと思います。

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